最近しきりに聞く言葉だけれども、そんなにブームにしなくてもやっている人はとっくにやっていると思う。興味の無い人や他のことに忙しい人は、やる必要はないとも思う。
いま中学生に戻れるのならば、私は絶対にNHKラジオの基礎英語を続ける習慣をつけたい。学校の授業で英語が嫌いになってしまった私が、英語を苦痛に思わない青春を送りたかった。文系と理系を選ぶとき、どっちにも必要だと知って絶望した。なんであんなに嫌いだったのか、今となっては分からない。
あんなに薄いテキストで月々数百円で、毎日続けられたらどんなに人生が変わっていただろう。
苦手なまま大学に入学し、第二外国語はアルファベットを見たくないという理由もあって中国語を選択した。あと、中国語の抑揚に興味があったことと、大好きな劇団四季のミュージカル『李香蘭』の影響もあるけれども。とにかく大学2年生にして英語から解放された。
中国語の授業はいわゆるABCから習うのと同じように“基本のキ”から習ったし、周りのみんなとせーので始めたから敷居は低かった。そしてなぜか中国語の発音がちょっと上手くできた。それだけなのに嬉しくて、放課後の課外講座まで受け始めた。でも私には単語を覚えることにさほど興味が無かったから、テストの点数はそこそこのままだったけれども。
この経験が私のどこかに眠っていた好奇心を呼び覚まして、姉妹校への夏休みの短期留学なんていう大学生らしい夏休みを経験するきっかけになった。これが初めての海外。何もかもが新鮮。 新千歳空港でタラップで小さい飛行機に乗り込んだ瞬間から、そこはもう非日常。
大学の卒業旅行で英語が通じなかった悔しさが忘れられず、社会人になり急に英会話スクールに通い始めた。そして上昇志向バリバリで働いていた会社を辞めワーキングホリデーに行った。しばらく遠ざかって忘れていた英語を、最近また勉強し始めた。NHKラジオの英会話タイムトライアルで。
私のなかで連綿として続くバタフライエフェクト。 何がきっかけになるか分からない。
そう、それは今始めたばかりのWebデザインにとっても、きっと同じ。


